ホームページを作れば儲かる、なんていう口車に乗せられて、高額なホームページのリース契約を結んでしまう方がいます。
すべてのリース会社、また、ホームページ制作会社が悪質なわけではありません。しかし、冷静に自分のビジネスの規模と今激戦極まるネット界のことを考えれば、あまりに高額なリース費用や制作費を出してしまう失敗は避けられます。
ビジネスの規模
月商一千万円に満たない小規模な個人事業や中小企業が、その月商を超えるお金をかけてホームページを作ろうとしている場合があります。
一度に300万といわれると、躊躇する方も、「リースや月額で10万円、それ以上の利益は必ず生まれます、儲かりますよ！」といわれると、安いんじゃないかなも錯覚気味に陥って、払ってしまいます。
ホームページの償却期間を明確に言うことは難しいですが、いまこれほど新しい技術が日々開発されているなか、時代についていくには、3年くらいが、リニューアルのタイミングといえます。
一ヶ月で10万なら、3年で360万円です。三年毎に、なんとなく払う金額として考えるとかなり高額です。
確かに、ホームページの制作費は投資と考える必要があります。かけたお金以上に利益を生むなら、出すのを惜しむことはありません。
また、投資である以上、利益を生むかどうかは確実ではないので、ある意味、賭けてみる勇気も必要になります。
しかし、勝算が、制作会社やネットで得た言葉の「ホームページを作れば儲かる」だけで、勝負に出る人が多いのです。
ネット界は激戦
インターネットが出現したころ、ホームページの数はまだ少なく、小さなビジネスでも、ホームページを持てば、たくさんのお客様を得られるチャンスがありした。
それまでは、時間や地域という縛りの中で営業するのがあまり前でしたが、ホームページを持てば遠く離れたところにすむお客様に24時間365日アプローチできるようになりました。
それほどデザインに凝る必要もなく、業務内容と連絡先を記載しておくだけでも、一定のお問い合わせを得られたものです。
ホームページを開設したら、そのホームページへの集客努力をする必要があります。SEOやリスティング広告です。
SEOは、検索結果に自社のホームページを表示しやすくするための方法です。今ほど複雑ではなく、少し工夫すれば、すぐに上位に表示できました。
SEOによる上位表示が難しければ、リスティング広告を利用すれば、確実に検索結果に表示できます。昔のような新聞の折り込みチラシやタウン情報紙のように、スペースに対して広告費を払います。クリックしてアクセスが発生した時だけ広告費が課金されるリスティング広告のシステムは、あまり予算がなくても、売り上げに結びつきやすいアクセスを集められるので、費用対効果は抜群でした。
しかし、いまはただアクセスを得るだけで難しくなってます。ホームページの数は今も増え続け、見つけてもらうだけで難しい状態です。
SEOも昔のような方法は通用せず、地道に時間をかけなければ、まともに上位表示できず、リスティング広告の広告費も競合が増えることによって高騰し続けています。
つまり、アクセスを得るだけでも、かなりの手間とお金がかかります。そのコストを考えず、高額なリース契約や月額契約をしてしまうと、ただホームページを作るだけで予算を使い果たし、完成後はただ放置しておくだけの状態になります。
仮にアクセスを得られたとしても、比較対象となるライバルのホームページは無数にあります。
ホームページが時間と距離という制約を受けずにお客様へアピールできることは、昔と変わりません。モバイル端末の普及によって、ネット利用者の数にいたっては、昔より随分増えました。
しかし、ホームページの比較は簡単です。同業他社のホームページを画面上に並べて、料金やサービスを見比べ、ベストなところを選べます。
よほど、他者には負けない部分がないかぎり、お客様の記憶にさえ残してもらえません。
このように、ネット界は激戦で、そのそ戦いはこのあと激しくなる一方です。
単純にお金をかければ、利益を生むホームページを持てるとも限りません。
どのようにホームページへ集客し、そのための方法と費用について、また、ライバルとどう差別化するのか、をじっくり考えましょう。高額な制作費を無駄にしてしまわないためにも！
いま、もっとも口コミ評価の高い人気のホームページ作成サービスをおすすめ順に紹介します。
