
10万円以下の格安ホームページ作成業者の多くは、テンプレート方式によって、費用を安く抑えることに成功してます。
テンプレートは、「ひな形」と言い換えることができます。あらかじめ文章や写真を入れる場所を用意してあるので、白紙からデザインするよりも作業が少なくて済みます。
ホームページの制作費の内訳は、ほぼ人件費が占めます。制作に必要な作業量が多くなれば、その分制作費も高くなります。
テンプレートを利用すれば、作業量を抑えられるので、その分の費用を依頼側が負担しなくて済むわけです。
値段的にはお得なテンプレートですが、テンプレートという言葉の響きからか、なんだか使い回しのデザインをあてられてるような気がして、前向きに受け入れられない人が多いです。
確かに、すでに出来上がったデザインから選ぶ方法なので、オリジナリティにかけるというのは事実です。せっかくお金をだすのだから、自分専用の個性的なデザインにしたいという人も多いでしょう。
事実、どのテンプレートも、違いは色くらいのもので、あとは、ほとんど差がないように見えます。
「ネット上には、無数にホームページが存在します。目立たなければ、記憶にも残してもらえず、まさか売上に役立つなんてことはないでしょう。」と、こんな風に多くの人は考えがちです。
もちろん、制作会社と深い打ち合わせを何度も重ねて、商品やサービスのイメージにピッタリで、同業他社と一線を画すデザインを実現できれば、言うことなしです。しかし、それには、予算という大きな壁が立ちはだかります。
そこで、一度検討して欲しいのが、ホームページを作成する目的です。
目的が、ホームページによる視覚的な差別化であれば、予算に余裕が出るまで待った方がいいでしょう。テンプレートに、その目的を叶える力はありません。
でも、売上や集客に役立てることを第一の目的にしているなら、テンプレートにも救いはあります。
そもそも、どのテンプレートもある程度似通ったデザインになってしまうのは、それが効果的なデザインだと考えられているからです。
ネットが誕生し、いろいろなレイアウトやデザインが実験されてきました。そのうち、もっとも効果的で万能な形として残ってきたのがテンプレートのデザインです。
あらかじめ、写真やキャッチコピー、見出し、お問い合わせへと導くボタンなどを適切な場所に配置してくれています。
そのそれぞれの場所に、効果的な内容を差し替えられば、見た目というテンプレートの不利な部分を気にせず、十分売上に役立てられるはずです。
見た目だけのインパクトを追求せずに、文章と写真の内容、組み合わせ、配置する場所を深く検討して、工夫の手を練りましょう。
テンプレートも使いようです。最近はオシャレなテンプレートもたくさん見つけられます。下記は豊富なテンプレートが自慢のHP作成サービスです。無料で試せますよ!
