ビジネス用のホームページには、お問い合わせフォームが必須です。
お問い合わせフォームは、あらかじめ入力項目を用意することで、お客様にお問い合わせしやすい環境を与えられます。結果として、お問い合わせの数を増やすことができます。
お問い合わせフォームに入力してもらう内容には、名前や住所、メールアドレス等です。これら、個人的な情報をお客様に送ってもらうには、それを安全に取り扱う責任が求められます。
個人事業や小規模な中小企業の場合は、プライベートと仕事でPCを兼用している事が多いと思います。PCがもしウイルスに感染していたら、PC内の重要な情報をネット上に撒き散らしてしまうことがあります。
仕事として、お問い合わせフォームから受信した内容がネット上に拡散しないような、セキュリティ対策をとっておくことはもちろん、お客様の個人情報を安全な場所に保管するということも重要です。
セキュリティ対策としては、ウイルス対策のソフトを入れておくこと。また、仕事として利用するPCでうかつに怪しいサイトへアクセスしないこと。アクセスするだけで、感染してしまうウイルスもあるからです。
また、最近はフリーのWi-Fiを経由して、個人情報を抜き取る被害も多く報告されています。カフェやホテルでWi-Fi接続するときは、VPNと呼ばれる「覗き見や改ざんを防ぐ」接続を利用するのも効果的です。
5分で絶対に分かる:5分で絶対に分かるVPN (2/6) – @IT
そして、十分に個人情報の取り扱い方法やセキュリティ対策をしていることを、明文化してホームページ上に表記しておきましょう。それによって、お客様へ安心感を与えられます。
ホームページの信頼感が直接、ネット経由の売上に影響します。少しでも怪しいと感じたホームページに、お問い合わせを送信するお客様はいません。安心して安全に利用してもらえるよう、日常的にセキュリティには気を使い、どのような方針で個人情報を取り扱っているのか(=プライバシーポリシー)を伝えるのも重要です。