
無料をうたうホームページの制作会社には、「月額費用を無料」あるいは、「初期費用を無料」にしているかで2つに分かれますが、今回は「月額無料」の制作会社を取り上げます。
月額無料という言葉の響きは、「全くランニングコストがかからない」ことを思わせますが、じつはホームページを作成し、運営していくには必ずかかる費用があります。
本当にランニングコストをゼロにしながら、簡単にホームページの作成と運営を実現したい人は、WIXのようなサービスもおすすめです。
ドメイン費

ドメインは、「ホームページの住所」と言い換えられます。このサイトのアドレス(URL)を見ると、「hp7.info」がドメインに当たります。
趣味として個人で楽しむホームページなら、ドメインはなんでも構わないといえます。でも、会社や店舗の顔として、一般のお客様に向けてホームページを公開するつもりなら、やっぱりドメインにはこだわりたいです。
会社名や屋号を入れれば、ひと目でどの会社(or 店舗)のホームページなのかわかってもらえますし、覚えてもらいやすくもなるので、ホームページへのリピート訪問も期待できます。名刺やショップカードに記載しても格好つきますよね。
オリジナルのドメイン(=独自ドメイン)は専門業者と契約することで取得でき、それにはもちろん費用が発生します。
レンタルサーバー料

レンタルサーバーは、ホームページで使用するデータを保存しておく場所です。
ホームページはデータの集まりです。文字や画像などのデータが集まり、ひとつのホームページを構成します。そのデータを保存しておく場所を用意しなければ、ホームページを一般に公開することはできません。
レンタルサーバーも、ネットを検索すると専門業者を見つけられます。保存できるデータ量や、機能によって料金に差があります。
ドメインとレンタルサーバーを自己管理するときの注意。月額が安くはなるけれど、

月額無料のHP制作会社を利用すると、「ドメイン」と「レンタルサーバー」を自分で用意しなければなりません。確かにHP制作会社に支払うお金はなくても、ドメインとレンタルサーバーの業者に対して費用が発生します。これらの費用は月額です。すなわち、ホームページを公開する限り、ランニングコストをゼロにするというわけにはいかないのですね。
それでも、ドメインとレンタルサーバーを自分で用意すれば、月額ありのHP制作会社を利用した場合の少なくとも半分以下のランニングコストで収まります。ただ、自分で用意する限り、管理も自分でする必要があります。
よくあるトラブルが、契約期間の終了に気づかず、いつのまにか解約になってしまっていることです。レンタルサーバーが解約になると、保存していたデータを失うことになります。つまり、ホームページが消滅してしまいます。
また、レンタルサーバーが悪質なウイルスに汚染されたり、初心者さんではとても対応できない事態に陥ることもあります。
とにかく安さを求めたい気持ちもわかりますが、運営していく上で技術的な不安を抱えるヒトは、月額サポート付きの制作会社を選んだほうが安心です。
あるいは、無料のホームページビルダーを利用するという手もあります
このサイトで紹介している「ブラウザから利用できるホームページビルダー」は、ドメインやサーバーの管理なども含め、難しい専門知識なしで、ホームページの作成から運営までを楽しめるサービスです。
独自ドメインは、有料プランのところが多いですが、それ以外は初期費用も月額費用も無料で利用できます。とにかく「安く、簡単に」を求めるヒトにはおすすめです。
