
「ホームページ」という言葉には、実に色々な意味があります。場面によって意味が異なります。使われる文脈で、どの意味かを判断しましょう。
ホームページ=Webサイト
まず、一般的によく使われる場面から。ホームページは、よく「Webサイト」と同じ意味で使われます。
Webサイトは、ネット上に存在する複数のWebページの集まりのことです。Webサイトには、トップページ、と呼ばれるWebページがあり、そのWebサイトを構成する他のWebページと互いにリンクで行き来できます。
ホームページはこの「Webサイト」を意味し、「ホームページを作りたい」は通常「Webサイトを作りたい」と同意です。
ホームページ=トップページ
二つ目の意味。それは、Webサイトのトップページのことです。Webサイトの表紙にあたるページをホームページということがあります。
Webサイト上で、トップページへ戻るボタンやリンクに家のアイコンが使われていることが、よくあります。ホームページをホームと略して、トップページのことを指すからです。
ホームページ=スタートページ
三つ目は、ブラウザのスタートページのことです。
ブラウザは、Webサイトを閲覧するためのアプリのことです。インターネットエクスプローラー、Chrome、Safari、ファイヤーフォックスが一般的です。
ブラウザを起動させたときに、いつもお決まりのページを設定できます。このページのことを、ホームページと呼んだりします。
言葉の定義にこだわり、ホームページの本来の意味を気にして、今の使われ方を誤用だ、とか、和製英語だ、と批判する人もいます。でも、実際、どんな使い方をしても、文脈や場面で理解できます。遠慮せずに、使いたいように使っていいと思いますよ。
