
できます!
けど、あまりオススメはしません。
Wordはあくまでワープロソフト、ホームページ作成用として開発されたソフトではなく、Excelもしかり、表計算用のソフト。それぞれ目的が異なるので、やはり専用のホームページ作成ソフトを利用した方が、痒いところに手が届く使用感で、作成作業もはかどります。
事務系の仕事をしてる人は特に、WordやExcelを巧みに操り、ステキなみばえの文書を作成できますよね。Wordアートや、文字の装飾、表の使い方を上手く使いこなします。
その技術を活かして、WordやExcelで作成した書類を、ファイルメニューから「Webページとして保存」を選べば、ホームページとして公開できるファイルを作成できます。
でも、シンプルな構成の文書なら、そのままの形でホームページとして表示できますが、複雑なデザインになると、ホームページとして公開できるデータへの変換作業がうまくいかず、所々、バグが生じたり、デザインが破損したりします。
WordやExcelでホームページを作りたいというひとは、やはり、それぞれの技術に自信がある人でしょう。作成する文書も自信ある技術を活かして、複雑なデザインでみばえの質も高くなります。その自信と技術が逆に仇となります。
WordやExcelで作成したハイクオリティな文書を、そのままホームページとして表示するためには、色々な苦労が絶えません。
バグの解決方法を探したり、デザインの破損を解消する工夫が必要になったり。そんな苦労をわざわざ背負う必要はありません。専用のホームページ作成ソフトを利用すれば、すぐに解決できるものだからです。
WordやExcelの技術力が無駄になることはありません。ホームページを作成するとき、必ず下書きが必要になります。どんなホームページを作るのか、その設計図にあたるもので、プロの現場ではワイヤーフレームと読んでいます。
WordやExcelは、優れたワイヤーフレーム作りのソフトとして活かせます。
もし、制作会社に依頼するなら、ホームページを構成する各ページの原稿作りにも利用できます。自分で原稿を作成できれば、制作にかかるお金を節約できます。
このように、シンプルなデザインなら、ホームページをWordやExcelで作成してみるのもいいでしょう。
でも、本格的なホームページを願うなら、専用のソフトを利用した方がスムーズに進められ、また、デザインのクオリティも保証できます。
ネット上には、無料で利用できる、ホームページ作成を専門にしたサービスを見つけられます。新しいソフトを買い足すことに躊躇してるなら、一度試してみてはいかがでしょうか。
